お祭りの季節ですね
今年は、コロナ禍から明けてたくさんのお祭りが開催されました。
そんな中で、間違いなく母を困らせるのは”金魚すくい問題”です
お世話しないといけないし、水槽がいるし、電気(ブクブク)がいるし、持って帰ってきた暁には大騒動ですよね。
うちも、今年はおばあちゃんとお祭りに行って帰ってきた息子はガッツリメダカを手にしてました。
お世話するから~お願い~
だそうです…。おばあちゃんは水槽セットまで買ってきていました。笑
この記事は、我が家にやってきたメダカちゃんをベランダに引っ越しさせるまでの軌跡です。
参考になれば幸いです
新しい家族メダカちゃん
我が家にやってきたのは、お祭りのメダカすくいのメダカ3匹
大きいのと、中くらいのと、小さいのと3匹です
ブツブツ文句を言っても、生きたメダカに罪はないので育てていきたいと思います。
早速、名前をつけようと思い、息子に名前を聞くと『メダカちゃん』だそうです。
それも三匹とも。
わかりやすくて、素晴らしいですね。はい。
興味のあったビオトープ
前々からビオトープには興味があって、頻繁なお世話もいらないし、小さい生態系が神秘的でいいなと思っていました。
ビオトープとは?
ビオトープは、自然の生態系を模倣した小さな生態空間です。
庭やベランダ、玄関先などで手軽に作ることができ、その美しい景観と生態系の再現度から多くの人々に魅力を提供しています。
ビオトープは、生態系の一部を身近に感じる機会を提供し、生物多様性の保全や生態系のバランスを理解する手助けとなります。
ビオトープを作ってみよう!
早速ビオトープ作り開始です。
順を追って見ていきましょう。
ビオトープの場所選びのポイント
ビオトープを作る際に重要なのは、適切な場所を選ぶことです。
直射日光を避けつつも十分な光が当たる場所が理想です。
雨から守るためにも屋根の下や遮蔽物の近くが適しています。
これにより、ビオトープ内の水温や水質が安定し、生態系の健全な成立を支えることができます。
うちは、賃貸マンションなので、ベランダです。
ベランダも狭いため、室外機カバーを買ってその上に設置することにしました。
うちはアルミのこれにしました。
小さいとはいえ、上に鉢を置くので、しかっりしたものがいいかなと思います。
ビオトープ容器の選び方
ビオトープ容器は、その形状や素材によって生態系の安定性や美しさが左右されます。
陶器製容器は美しい外観と保温性がありますが、プラスチック製容器は軽量で取り扱いやすく、トロ舟容器は自然な形状を持っています。
容器の選び方には、環境条件やデザインの要素を考慮しましょう。
一番手頃なものはやっぱりトロ舟ですね。
ただ、これだと見た目がやっぱり貧相かなと思ったので鉢タイプのものがおすすめです。
どうせお世話するのは、親になるので(そもそもうちの子はまだ小さいので…汗)少しでも見た目がテンション上がるもののほうがいいかなと思います。
一軒家でお庭におけるなら絶対に陶器のメダカ鉢にしていました。
なんだか風流で、気持ちがいいですよね。
うちは、ベランダの室外機の上に置くつもりだったのでなるべく軽く、かつ掃除が簡単なものにしました
なんとこれ、水を注ぐと底の水から外に流れていってくれるんです。
掃除も楽だし、一定の量まで水が増えるとそれ以上増えない仕組みになっているので、お出かけ中の急な雨でも水が溢れてメダカちゃんが流されてしまうこともなくで安心です
うちは、1階のベランダなので猫ちゃんと鳥さん(入って来ているのを見たことはないけど)侵入対策に専用のフタも購入しました。
すだれでもいいそうですが、どうせならと思いついでに買ってみました。
全くの初めてだったら便利なセットもありました。これなら楽ちんですよね。
底床選びのポイント
底床は、水中植物の根がしっかりと根付く基盤です。
ソイルは栄養供給に優れ、赤玉土はpH調整に適しています。
一方、大磯砂は水流を通しやすく、有機物の蓄積を防ぎます。選ぶ際には、水草の種類や育てる環境に合わせた特性を考慮しましょう。
うちは、おばちゃんが買ってきてくれたメダカ用のソイルがあったので入れてみましたが、なくても大丈夫な気がします。
植物の根のためには必要かもしれませんが、鉢ごと入れたり浮き草にしてみたり、やりようはたくさんあるかなと言うのが、結論でした。
もし、次回立ち上げするなら我が家には底床はいらないかな…?
※水中草にいいのはやっぱ土があることですよ!!
ビオトープで利用する植物の選び方
浮草や湿性~抽水植物は、ビオトープの水質や酸素供給を調整し、生態系の安定性を保つ役割を果たします。
浮草は水面に浮かび、日光を遮る効果があります。
湿性~抽水植物は水中から陸上に茎を伸ばし、水辺の生態系を再現します。
適切な植物の組み合わせと育て方を考えましょう。
私がおすすめするのは、こちら
もうアクアショップの方が作ってくれているものタイプです。
あとは放っておけば溶岩や流木に苔が生えていい感じにしてくれるはずです。
日陰を作るためにこれも浮かべております。
メダカの品種選びのポイント
メダカは、ビオトープ内での生態系を盛り上げる重要な存在です。
ヒメダカは小さくて活発なため、小型のビオトープに適しています。
黒メダカは美しい色彩が魅力で、白メダカは清潔感があります。
選ぶ際には、ビオトープのサイズやコンセプトに合わせて適切な品種を選びましょう。
ちなみにお祭りで泳いでいるメダカは雑種らしいので、とくに品種とかはないそうです。
メダカビオトープの水草の役割と効果
水草はビオトープ内で重要な役割を果たします。
酸素の供給、有害物質の除去、水質の浄化など、6つの効果を通じて生態系のバランスを維持します。
水草はメダカの遊び場ともなり、ビオトープ内の美しさを引き立てます。
ときに、金魚藻という草は食料にもなります。
ツンツンして食べる姿がかわいいですよ。
メダカビオトープ内での水草の分類と特徴
ビオトープ内の水草は、水面浮草、水中漂う水草、水面ギリギリの水草、完全に沈める水草の4つに分類されます。
水面浮草は水面に浮かび、水中漂う水草は水中を漂います。
水面ギリギリの水草は水面に近い位置で育ちます。
完全に沈める水草は水底に根を張り、水中で成長します。
メダカビオトープ内での水草の栽培と管理
水草の栽培には、適切な水質と日光の確保が重要です。
メダカ用の水草を選ぶ際には、食べられにくい種類を選び、増殖に注意しましょう。
水草を植える際には、適切な土と肥料を使用して根付きや成長を促進しましょう。
メダカビオトープ構築と管理のポイント
ビオトープの管理には季節ごとの注意が必要です。
特にメダカビオトープでは、メダカの隠れ家となる水草や石などが重要となってきます。
水草の冬越しには保温対策が必要であり、寒い季節には水温の安定を図ることが重要です。
また、川や池から水草を採取する際には、生態系への影響を考慮して行動しましょう。
我が家は、真夏の立ち上げなので冬越しはまだです。
また冬になったら追記していきたいと思います。
まとめ
どうせなら、楽に子供の希望を叶えちゃおう!!
メダカビオトープは自然の美しさと生態系の理解を提供する素晴らしい手段です。
適切な組み合わせで、小さなメダカ池を作り上げましょう。
だって可愛いんですもの…
定期的な管理(カルキ抜きしたお水を注ぐだけ)と注意深い観察(主にこどもが)によって、長く楽しんでいきたいと思います!!
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