育児は喜びに満ちた幸せなものですが、時にはストレスももたらしますよね。
特に、初めての育児経験では、育児が苦手だという気持ちが芽生えることもあるでしょう。
しかし、夫婦や家族、もしくは社会全体で育児をすることで、そのプレッシャーを少しでも軽減することができます。
お互いに協力しながら赤ちゃんを育てることで、ストレスを分かち合い、育児に対する自信を深めることができます。
ただ、どうしてもその瞬間はやってくるのです。
そう、お風呂のワンオペ…
赤ちゃんのお風呂を入れることも、育児の中でもお世話です。
赤ちゃんはまだ体温調節がうまくできないため、お風呂は正しい温度で行うことが大切です。
また、お風呂は赤ちゃんとのコミュニケーションの場でもあります。
赤ちゃんがリラックスし、一緒に過ごすことで、愛着を育むことができます。
ここでは、兄妹のワンオペでも大丈夫!赤ちゃんとまだ小さいお兄さんお姉さんのお風呂の入れ方をご紹介します。
適切な準備と正しい方法を覚えることで、安心して子どもたちとお風呂タイムを楽しむことができます。
レッツ!お風呂タイム!
お風呂場に行くその前に
何もノーガードで戦う必要はありません。
戦士だって武器を持って戦場に行きますし、料理人だって素手で料理はしません。
何事も準備が必要なのです。
準備するもの
実際に兄妹で入浴するにあたって必要な準備について考えてみましょう。
絶対に必要なもの。
デリケートな赤ちゃんのためのボディソープやタオル、着替えなどですね。上がってからの肌に優しい保湿剤も忘れずに。
また、兄妹育児では上の子の監視も必要ですので、おもちゃや水に濡らせる絵本などの準備も必要です。
別に防水ケースに入れたスマホで動画を見せても大丈夫!
大事なことは、安全にお風呂から出ることです。それだけです!
一方で、よくある失敗としては、必要以上にお風呂用品を用意しすぎることです。あまりに数が多いと、子供があれもこれもとなってしまい、危険です。下の子の誤飲にも注意が必要となってくるのでできるだけ厳選したほうがいいでしょう。
また、兄妹で入浴する場合、上の子の世話もあるためお風呂用品などが置いている場所に気をつける必要もあります。
しっかりと必要なものを用意することはもちろん大切ですが、適度に整理整頓をしておくことも忘れずに。
ずっと抱っこでもできないことはないのですが、やはりお風呂用のベビーチェアはある方がいいかと思います。
お母さんの余裕が全然違ってくるので下記のようなものを用意してみてください
邪魔だからと言って、我が家では空気で膨らますものを用意しましたが、転んでしまって慌てて買い直しました。
正しく使う分にはいい商品かと思うのですが、私はしっかりとしたタイプのほうがいいかなと思います。
一人おすわりができるようになってくると下記のような前にガードがついてるものがいいです。
お子さんの月齢に合わせたものを用意することをおすすめします。
あるといいもの
最近は、ワンオペお風呂を助けるグッズも沢山出ていて、このような商品は不安のあるお母さんには心強いのではないでしょうか?
そのまま湯船に入れる抱っこ紐のようです。
もし落としてしまったら…の不安解決ができて安心です。
うちで導入しているのはこちら。
大人も子供も着るタオルです。
やっぱり、お風呂場で一人の子供にかかりっきりになれないので、いかに時短していくのかが大切です。
お風呂の温度と湯量
赤ちゃんの肌は大人と比べてとてもデリケートです。
そのため、お風呂の温度と湯量を正しく管理することはとても重要です。
適切な温度と湯量で入浴することで、肌が乾燥するのを防ぎ、子供を一層守ることができます。
赤ちゃんの肌の特徴には、水分を多く含んでいることと、保湿要因(角質層の脂質)が少ないことが挙げられます。
この特徴に対応して、お風呂の温度と湯量を考慮する必要があります。
熱すぎるお湯やたくさんの泡立ちのある石鹸やシャンプーは、赤ちゃんの肌を刺激する可能性があります。
お湯は37℃以上にならないようにし、泡立ちを抑えたシャンプーや石鹸を使いましょう。
適切な湯温と湯量を用いることで、赤ちゃんは楽しい入浴時間を過ごすことができます。
お湯の量は、背中の半分くらいまでにするのが適切です。
深い湯に浸かるような入浴は、心臓に負担がかかることがあるため避けるべきです。
湯温は、水でお湯を調整して、赤ちゃんにやさしい37℃前後にするようにしてください。
実際に手でお湯の温度を測ることも大切です。
また、お風呂で適切に遊べるようにしてあげると、入浴時の負担を減らすことができます。
赤ちゃんには、色々な形状や材質のおもちゃがあります。
大好きなぬいぐるみや絵本を持ち込んで、赤ちゃんを楽しませることもできます。
しかし、入浴には注意すべき点もあります。
例えば、赤ちゃんの頭を洗うときは、首をしっかりと支えてから洗いましょう。
また、風邪を引いているときや、傷口がある場合は入浴を控えるべきです。
以上が、赤ちゃんへのお風呂の温度と湯量の管理についてです。
正しい方法で入浴をし、心地よく過ごせるようにしましょうね。
お風呂の入れ方
赤ちゃんのお風呂の入れ方は、初めての親にとって難しいかもしれません。
しかし、しっかりとした準備と正しい方法を覚えておけば、兄妹のワンオペでも大丈夫です!
まずは、お風呂の入れる準備を整えましょう。
必要なものは、先ほどお伝えしたとおりです!
赤ちゃんに優しい無添加ベビーソープ、タオル、洗面器、温度計、おむつなど用意したものをセッティングしておきましょう。
赤ちゃんに優しい無添加ベビーソープと温度計、ガーゼは洗面器に入れて浴室へ。
タオルは入浴する全員分をまとめておいて入浴後手に取れるようにしておいてください。体を拭いたら肌に優しい保湿剤がすぐ塗れるようにしておくと完璧です。
脱衣所に上の子の着替え、赤ちゃんの着替え、自分の着替えを持ってくるのはもちろんのこと、とくに赤ちゃんの着替えやおむつは広げて重ねておき、無駄をなくすようにしてください。
赤ちゃんが入る風呂場は安全にしておき、滑らないように床にマットを敷いたり、鋭利なものを取り除いたりしておきましょう。
赤ちゃんの肌はとてもデリケートなため、適切な温度と湯量を守る必要があります。
赤ちゃんの肌はその日の体調や季節によって異なりますので、体温計でお湯の温度を測るようにしましょう。
赤ちゃんが頭まで浸からないように背中に手を当て、バランスを保ちましょう。
お風呂に入る前には、必ず指やつめの手入れをします。
爪は必ず切りましょうね。
赤ちゃんと上の子には少し待っていてもらって、先にお母さんが洗ってしまうのがおすすめです。
先に子供だけで浴槽につけたりするのは絶対にダメです。
子どもたちを先に洗ってしまうと、のぼせてしまったり等の危険があるので、効率を考えると母が先のほうがいいです。
冬の寒さ対策なら、子供たちは服を着たまま脱衣所で待っててもらうのも有効です。
入浴中の注意点
お風呂に入る前にすることはたくさんあります。
赤ちゃんが落ち着いていることが一番重要なので、前もって準備をしておくことが大切です。
まずは、赤ちゃんがお腹をすかしていないか、おむつ替えが必要ないかを確認しましょう。
赤ちゃんがお風呂に入る直前に授乳やミルクを与えると、お腹がいっぱいになって吐いてしまう可能性があるので注意が必要です。
体を洗う順番は、赤ちゃんの体の汚れの程度によって異なります。
頭から下に向かって、顔・首・胸・お腹・足の順番で洗いましょう。
洗い方は、赤ちゃんの体を力を入れずに撫でるように優しく洗います。
特に、首のシワや足の指の間など、汚れがたまりやすい部分は念入りに洗いましょう。
以上が大まかな注意点ですが、最も重要なのは赤ちゃんに対する愛情と優しさです。
赤ちゃんとお風呂タイムを楽しむことができるよう、心を込めて入浴してあげましょう。
アフターケア
アフターケア お風呂から上がった後は、スキンシップを楽しむ時間です。
赤ちゃんが濡れたまま放置すると体温が下がってしまうので、まずは赤ちゃんをあたためることが大切です。
タオルまたはベビー用のドライヤーで優しく拭き取り、柔らかい肌触りのバスタオルやガーゼで包んであたためましょう。
濡れた肌は乾燥しやすく、かゆみや湿疹の原因にもなります。
お風呂あがりには、しっかり保湿ケアをしてあげましょう。
肌に優しい保湿剤を手のひらにとり、軽くパッティングするように塗り込みます。
特に、肌のカサつきが気になるところは優しくマッサージするようにケアしましょう。
おむつ替えはお風呂上がりに行うことがおすすめです。
赤ちゃんがリラックスしている時間におむつ替えを済ませると、眠りにつきやすくなります。
おしまいに、オムツを替えたら、赤ちゃんのお気に入りの絵本やおもちゃを用意してあげましょう。リラックスした気持ちで過ごせるように心がけてあげることが、赤ちゃんとのコミュニケーションを深めることにもつながります。
とは言っても、上の子のお世話もあるので流暢な時間はないと思いますが余裕を持って接してあげてください。
まとめ
兄妹での育児には、赤ちゃんのお風呂を入れることが必須です。
湯量や温度、入れ方や注意点まで学び、赤ちゃんの健やかな成長を促しましょう。
お風呂上がりのアフターケアも大切。
ベビーオイルや保湿クリームで肌を乾燥から守り、おむつ替えをしてスッキリさせれば、一日の育児も完了です。
親子の愛情を深めながら、楽しくワンオペお風呂を楽しみましょう!
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